|
|
児童福祉法に基づき、社会的、経済的、医学的理由等により、家庭で養育出来ないおおむね3才かつ必要ある時は就学前までの乳幼児を預かり、養育している児童福祉施設です。
|
|
|
*保護者が死亡し養育者がいない時。
*保護者の疾病(精神疾患を含む)により養育できない時。 |
*保護者が養育不適の時(虐待等)。 |
*保護者の就労その他、養育に欠ける時等。 |
|
|
|
|
乳幼児の生活は、主に公費でまかなわれていますが御家庭の収入に応じて一部
負担の場合があります。
保護者の負担金は、児童相談所で決定及び微収されます。
|
|
乳児院は、24時間体制で専門知識と技術を持った職員が協力し合い養育看護
しています。
また、乳幼児との関わりを深めながら身体及び精神の発達の向上を図り、乳幼
児の健やかな成長のために努めています。
|
|
(職員構成)
施設長、事務員(庶務・支援員)、嘱託医
看護師・保育士・児童指導員
(助産師・保健師・社会福祉士・精神保健福祉士・作業療法士・理学療法士等)
栄養士(管理栄養士)、調理員、洗濯補修員、
心理療法担当職員(臨床心理士・公認心理師)
里親支援専門相談員、家庭支援専門相談員、個別対応職員
育児指導担当職員、医療機関等連携調整員
|
|
【心理療法担当職員とは】
主な仕事は、遊びを通じたプレイセラピー(遊戯療法)、生活場面でのケア、
発達検査、ご家族のカウンセリング、他機関との連携を行っています。乳児院
への入所理由はこども一人ひとり様々です。こどもやその家族にとって、温か
な存在として、こどもや家族の気持ちを受けとめ、寄り添い、支援を続けてい
ます。
【里親支援専門相談員とは】
地域の里親、ファミリーホームを支援する拠点として乳児院や児童養護施設に
配置されています。児童相談所の里親担当職員や里親会と連携して、入所児童の
里親委託の推進、退所児童のアフターケアとしての里親支援、地域支援としての
里親支援を行い、里親委託の推進および里親支援の充実をはかります。
【家庭支援専門相談員とは】
虐待等の家庭環境上の理由により入所している児童の保護者等に対し、児童相
談所との密接な連携のもとに電話、面接等により児童の早期家庭復帰、里親委託
等を可能にするための相談援助等の支援を行い、入所児童の早期の退所を促進し
親子関係の再構築等が図られることを目指します。
【個別対応職員とは】
虐待を受けた児童等の施設入所の増加に対応するため、被虐待児等の個別の
対応が必要な児童への1対1の対応、保護者への援助等を行い、虐待を受けた
児童等への対応の充実を図ります。
【育児指導担当職員とは】
在宅家庭への支援を充実させるため面接や宿泊指導等、親子レクレーション、
家庭訪問等により育児指導を行い、子育てに関する不安軽減を図ります。
【医療機関等連携調整員とは】
医療機関と連携を図り、継続的な健康管理や服薬管理が必要な児童の円滑な
受け入れを促進します。
|